ヘルスキーパー採用支援コンサルティング

​ケーススタディ

​MS&ADシステムズ株式会社様

(MS&ADシステムズ様がある住友不動産新宿ガーデンタワー外観)

MS&ADシステムズ様がある住友不動産新宿ガーデンタワー外観

MS&ADシステムズ様は2013年に弊社のヘルスキーパー採用支援コンサルティングを活用されて、ヘルスキーパーを採用、マッサージルームを開設されました。

「福利厚生施策であるマッサージを、本社以外にも届けたい」と同社の複数事業所では出張マッサージを導入され、一部の事業所では弊社のオフィスマッサージを月2回で導入されていました。

2016年に事業所を集約、本社を高井戸から新宿ガーデンタワー(高田馬場)へ移転されたことに伴い、マッサージルームも大幅にリニューアルされました。

新宿ガーデンタワー1Fロビーにある同社看板

今回、新社屋となる高田馬場事業所のマッサージルームにて、ヘルスキーパーを含む、同社人事部の方々が取材に応じてくださいました。一連のお写真も許可を得て撮影しました。

 

以下に、田辺からの質問と、同社人事部のご回答を、Q&A形式で掲載します。

同社マッサージルームの入り口

田辺: 御社がマッサージルーム開設を通じヘルスキーパーを導入されたきっかけをお話いただけますか?

 

同社人事部: 当社は世界トップ水準の保険・金融グループを目指すMS&ADインシュアランスグループのシステム中核会社なのですが、グループの成長を支えるIT戦略は大規模プロジェクトかつスピーディな対応が求められます。 当社社員はプロジェクトを牽引するため、ときにハードワークが必要となるため社内にリフレッシュできる空間が欲しいと考えていました。 加えて、障害者雇用促進の観点があります。当時、当社にはさまざまな障害を持っている社員が既に一定数働いていましたが、さらに雇用促進するための受け皿となる職場としてどのような職場が良いか、障害者がいきいきとやりがいをもって働ける仕事は何かを模索していました。 これら2つの観点を同時に実現できるのが、障害のあるヘルスキーパーが運営する社内マッサージルームではないかという考えに至りました。

施術室

施術風景

田辺: なぜヘルスキーパー導入のコンサルタントを必要とされたのですか?そして、コンサルタントとして当社を活用されて、いかがでしたか?

 

同社人事部: 当時は、ヘルスキーパーを採用したくても、マッサージの技術レベルに関する判断基準が全くわからないだけでなく、マッサージルームを開設するために必要な手続きは何があるのかなど、未知の世界であり全く予備知識がありませんでした。 そこで、当社と取引のある会社の方からのご紹介で、ヘルスキーパー導入コンサルの実績を多数お持ちである御社にお願いすることにしました。 御社にコンサルをお願いしてから、ヘルスキーパー採用にあたって実技試験に関するアドバイス、区の保健所に対する開設届の作成や保健所への同行、高障機構へ提出する膨大な書類作成支援や提出時の高障機構への同行など、マッサージルームがオープンするまで親身になってサポートいただけたので、大変助かりました。

待合室

田辺: マッサージルーム開設を通じたヘルスキーパー導入をされたあと、御社内ではどのような変化がありましたか? 職場の健康にも効果があるとお感じですか? 障害者理解の進展についても、お感じになったところがあれば、お話をお願いします。

 

同社人事部: マッサージルームは従来の当社の福利厚生のラインナップのイメージから飛躍したものでしたので、導入当初は社員の方も戸惑いがありました。就業時間中にマッサージを受けていいものだろうか、と。幸い当社は経営トップがマッサージルーム導入に非常に理解があり、利用促進の旗振り役になってくれていることや、社員が利用しやすいようにマッサージルーム運営を試行錯誤しながら見直すことにより徐々に社員の間に浸透してきました。 当社のマッサージルームは、指圧だけでなく鍼・灸も施術メニューに入れて社員の身体の状態や希望に合わせて施術を行えるようにしていますので、利用者からはかなり好評ですし、疲労回復や健康維持にも効果があるのではないでしょうか。 当社社員のほとんどはシステムエンジニア職、いわばプロフェッショナルです。ヘルスキーパーも国家資格を持つプロフェッショナルで、領域は全く異なりますが、障害の有無に関係なく得意分野で活躍する者同士、お互いの価値を認めつつ同じ職場で働くことは相互理解に大変役に立っているのではないかと思います。これは当初あまり想定していなかったことですが、実際に数年が経過してみて、副次的な効果として感じられる部分です。 実際には、社員がマッサージルームに足を踏み入れた瞬間、社員にとってヘルスキーパーは肩こりや痛みを和らげてくれる“先生”としてとても頼りにされています。

パソコンで仕事をなさるヘルスキーパー

田辺: 採用されたヘルスキーパーの方々についてのコメントをお願いします。

 

同社人事部: 現在、当社には5名のヘルスキーパーが勤務しています。それぞれ当社に入社するまでに色々なキャリアを経ていますし、世代や性別も様々です。メンバーの中には東京パラリンピックを真剣に目指して、仕事と練習を両立しているヘルスキーパーもいますので、マッサージを受けながら、仕事とは関係のない他愛もない話をするのもリラックス効果が上がるかもしれません。 障害の内容や程度もそれぞれ異なりますが、全員が職業訓練校を経て国家資格を取得していますし、採用にあたっては、多くの入社希望の方と面談したり技術面のレベルを試験させていただいたおかげで、大分経験値を上げることができました。その結果、マッサージ師技術レベルは勿論、コミュニケーション力も優れているメンバーを揃えることができたと考えています。 これは開設当初に御社にコンサルをお願いし様々なアドバイスをいただいたことを今でも最大限活かすようにしてきた結果と思います。 今では、ヘルスキーパーが自立自走し、健康増進に役立つ情報発信やマッサージルームの空き時間の案内、職場に出かけて行って講師となり「セルフケア講習」を開催するなど多彩な活動をしてくれています。

各施術室を結ぶ廊下

田辺: マッサージルーム開設を通じたヘルスキーパー導入を検討中の企業ご担当者へのメッセージをお願いします。

 

同社人事部: ヘルスキーパーと関わるようになって驚かされたのは、身体に関する専門的知見の広さ・深さです。街なかにあるマッサージ店では、国家資格を持たない無資格者による施術が行われることもあると聞いたことがありますが、それらとは一線を画し、有資格者は正真正銘の“専門家”です。社員を財産と考え健康の維持増進策の必要性を感じている企業にとって、ヘルスキーパーの採用は有効な対策のひとつとなるのではないかと思います。 マッサージルーム開設は、多くの企業にとって全くノウハウが無いのが普通でしょうし、何から手を付けて良いのかわからないと思います。当社が幸運だったのは、適切なアドバイスをいただけるコンサルティング会社に出会えたことで比較的スピーディーに開設できたことです。手始めにまずコンサル会社の門をたたいてみるのも良いのではと思います。

待合室の一角にある本棚に並ぶ医学書

田辺: 御社の福利厚生や社会貢献に関心ある方々(例:御社への就職を希望される方等)へ、ぜひメッセージをお願いします。

 

同社人事部: 近年、マッサージルームを設ける企業も増えていますし、当社よりずっと以前からマッサージルームを設けている企業もたくさんありますので、目新しいことは基本的にありませんが、もしご興味があれば、マッサージルームの導入事例の1つとして経験談をご紹介させていただきます。 当社はマッサージルームを開設してから本社が移転し、それに伴いマッサージルームの移転を経験したことや、マッサージルームとしては比較的珍しい鍼や灸も施術メニューとして実施していますので、導入に向けてご参考になることがあるかもしれません。

マッサージルーム受付

田辺: 御社はマッサージルームがある本社以外の複数の拠点でも、弊社のオフィスマッサージを導入されましたが、きっかけをお話しいただけますか?

 

同社人事部: 当社は首都圏に事業所がいくつかありますが、福利厚生施策としてできるだけ多くの社員にマッサージ施術を受けられる機会を設けたいと考え、出張マッサージというかたちで実施しています。

 

 

田辺: 御社の本社以外の拠点におけるオフィスマッサージ導入の効用としてお感じになることがありましたら、お教えをお願いします。

 

同社人事部:「マッサージルームが常設されていない事業所でも、出張施術でオフィスマッサージを受けられるのは、ありがたい」等の声が寄せられており、本社と同様の効用が実現していると理解しています。

マッサージ関連の消耗品が整然と収納

施術所の消毒設備である洗面台

田辺: ヘルスキーパーの方々から、御社で働くことになったきっかけや、仕事のやりがいなどについて、お話をお願いします。

 

同社人事部: システムズへの入社理由について、ヘルスキーパーから以下の意見が集まっています。

 

◆ 働く場所は治療院でも企業でも良かったのですが、鍼が打てる環境に身を置きたかったため、施術メニューに鍼があるシステムズに入社しました。鍼を実施している企業は珍しいと聞いています。将来的には開業することが夢です。

◆ アスリート支援に冷たいところを感じなかったし、何よりオフィスマッサージに興味がありました。

◆ 母校に募集が来て、お声をかけていただきました。

◆ 人材会社からマッサージルームを新規に立ち上げる会社があると聞いて面接を希望しました。

 

そして、やりがいについて、ヘルスキーパーから以下の意見が集まっています。

◆ 施術後、良くも悪くも患者さんに感想を言ってもらえた時が励みになります。反面、音沙汰なく二度と来られないのが一番つらいです。

◆ 私は陸上で東京パラリンピックを目指していますが、社員にもスポーツをする方が多くいらっしゃいます。その方々に施術した後、次の日に筋肉痛がなかった、体が軽くなった、スコアが伸びた等と言われることに、たいへんやりがいを感じています。自分がスポーツを通して経験していることを、もっと活かして行ければと思います。

◆ 施術をした方から成果を直接うかがえるので緊張感もやりがいも強いです。

マッサージルーム受付に置かれた経絡経穴を示す人体模型

今回、インタビュー、そして原稿の確認に、お時間を割いてご対応をくださった、ヘルスキーパーを含む、同社人事部の方々に御礼を申し上げます。

ヘルスキーパー採用支援コンサルティングにご興味ある方はこちらからお問い合わせをお願いいたします。